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新ブランドの1番のファンを社員から。TSUMUGIがプラストゥモローのサンプル配布に込めた想い

2023年6月にファイントゥデイ(以下、FT)と生産を担うファイントゥデイインダストリーズ(以下、FTI)の一体感を醸成するため、社内有志団体“TSUMUGIプロジェクト”が発足。これまで社内夏祭りのステージ企画 や、社会貢献活動を実施してきました。そんなTSUMUGIプロジェクトの次なる企画は、FTグループ初の新ブランド「+tmr(プラストゥモロー)」の社内ファンを増やすこと。TSUMUGIメンバーへのインタビューを通して活動に込められた想いを紐解きます。

TSUMUGIプロジェクトとは?
株式会社ファイントゥデイと株式会社ファイントゥデイインダストリーズの社員14名で結成された有志団体。2023年4月にファイントゥデイインダストリーズがグループに加わったことを契機に、グループのさらなる連携強化を目指し2023年6月に誕生。組織の垣根を越え、社員が中心となり、コミュニケーションを活性化するための活動を企画・運営している。


【プロフィール】 井坂 拓斗 
株式会社ファイントゥデイインダストリーズ 製造部 製造1G
2021年資生堂入社。入社当時は製品の充填仕上げラインのメカニックとしてボトル製品を担当。現在はfinoのヘアオイルやハンドクリーム等の製造に携わり、ものづくりの基盤を支えている。

【プロフィール】 塩屋 智子 
株式会社ファイントゥデイ ブランド統括本部 AGデオ24G
2021年資生堂入社。採用DX支援サービスなどを手掛けるスタートアップを経て、2023年にファイントゥデイ入社。ブランド統括本部でエージーデオ24のマーケティング業務に従事。製品開発からプロモーション施策まで幅広く担当し、ブランドの成長に貢献している。

「+tmr」社内サンプル配布までの道のり


―今回はTSUMUGIのリーダーである、FTIの井坂さんとFTの塩屋さんにお話を伺いながら、活動を深掘りしたいと思います。早速ですが、TSUMUGIの新たな企画内容を教えてください。

塩屋:FT初のオリジナルブランド「+tmr」の全国発売を記念して、生産に携わるFTI社員へ「+tmr」のサンプル配布することを企画しました。

―2024年2月に全国発売される「+tmr」ですね!私も気になっていました。FTI社員を対象にサンプルを配布したのはなぜでしょうか。

井坂:自らが生産した製品の1番のファンは私たちFTI社員でありたい、そんな想いから企画がスタートしました。新ブランドの「+tmr」を実際に体験することで、胸を張ってお客さまにおすすめできるものづくりをこの企画を通して感じて欲しいと思いました。

毎日のケアを髪の本質ケアに導く、ファイントゥデイ待望の新ヘアケアブランド「+tmr」。「いい髪はタンパク質から、つくられる。」という発想のもと、髪の主成分であるタンパク質による独自処方で毛髪ダメージを補修。髪本来がもっているしなやかさを引き出し、「頬ずりしたくなる髪」へと導く。

―FT社員だけでなく、生産に関わるFTI社員も含め、グループ全体で盛り上げていきたいお気持ち、伝わりました。ぜひサンプルを配布するまでの道のりを教えてください。

塩屋:単にサンプルを配布して終了するだけではなく、ブランドが生まれた背景やこだわりを知った上で、体験してもらうことを大切にしました。そのためブランドマネージャーから生産現場のリーダーへ、ブランドコンセプトを伝える機会を設けました。そしてリーダーから各グループのメンバーへ、ブランドに込められた想いのバトンを繋いでもらいました

―FTIの井坂さんもその場にいたとお聞きしましたが、印象に残ったお話はありますか。

井坂:良いことの前触れといわれる「彩雲」をデザインしたパッケージや、心弾むひと時をイメージした「香り」へのこだわりを覚えています。何気なく手にしていた製品でしたが、生産するたびに明るい気分になりました。またブランドのこだわりを知ったことで、より製品に責任と愛着を抱くきっかけになりました。

TSUMUGIの活動を振り返る二人

―製品のこだわりや想いを知ると、さらに良いものを届けたいという気持ちが強くなりますね。ボトムアップ活動のTSUMUGIだからこそ、社員目線の情報を共有できたのではないでしょうか。

オリジナル台紙でのサンプル配布

意見を出し合って作ったオリジナル台紙

―サンプルをお渡した台紙もこだわりがつまっているそうですね。

塩屋:そうなんです!一から設計することで、ブランドや営業担当者からのメッセージを記載することができました。他にも大切な“彩雲“の色合いや模様の印刷範囲にもこだわり、もらった瞬間に明るい気持ちになってもらえるように調整しました

―実際に配布された反響はいかがでしたか。

井坂:工場では完成品に触れる機会が少ないこともあり、配布告知の時点から「担当製品を体験できることが楽しみ」等の反響がありました。配布している最中も「体験できることが嬉しい」などの声を聞き、盛り上がりました。

サンプル配布の様子

塩屋:FTメンバーも配布に参加し、実際に生産されている方たちのお顔を見ることができた良い経験となりました。そして、たくさんの方に「+tmr」を知っていただきたい、そう思うきっかけとなりました。
 
井坂:台紙には感想を書き込めるQRコードを付けており、受け取った感想はFTIのメッセージとしてFTへ共有する予定です。また先行して、「+tmr」の生産に携わるFTIメンバーから、全国展開に向けて頑張っているFTメンバーへ応援メッセージを届けました。

―FTとFTIの相互のメッセージ交換は、TSUMUGIの目的である「グループ間の一体感醸成」に繋がりましたね。

TSUMUGI活動を振り返って


―TSUMUGIプロジェクトは本活動をもって、一度任期が終了するそうですが、全体の活動を通した所感はいかがでしょうか。

 
塩屋:メンバー皆忙しい中での活動でしたが、約半年で3つの企画を成功でき、嬉しかったです。また立場や得意なことが異なるからこそ、一人では成しえない、より大きな目標を達成する経験ができました
 
井坂:東京都港区のFTと埼玉県久喜市のFTIでは物理的な距離もあり、最初はコミュニケーションをとることすら難しかったです。また企画から実行まですべて自主的なプロジェクトなので、一から生み出していくことが大変でした。ただ決まった枠組みがないからこそ、主体的に活動を進め、乗り越えられた、という達成感を今すごく感じています
 
―このプロジェクトを通して生まれた、人と人との絆や一体感は、FTグループのさらなる成長の支えとなることでしょう。TSUMUGIプロジェクトの皆さま、お疲れ様でした!井坂さん、塩屋さん、本日はありがとうございました。
 
井坂、塩屋:ありがとうございました!

半年間のプロジェクトを完走したTSUMUGIメンバー

ファイントゥディグループは、今後も「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」というパーパスのもと、製販一体になり活動を進めていきます。
 
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