グループ横断ミッション「TSUMUGIプロジェクト」始動
ファイントゥデイグループは、2021年7月に資生堂のパーソナルケア事業を引き継いで誕生したスタートアップです。2023年4月には資生堂から久喜工場を取得し、同年7月には東京・豊洲に研究開発拠点を開所するなど、メーカーとしての研究開発・生産機能をスピーディに整えてきました。
各機能の連携をより強固なものとしていくために、グループ内コミュニケーションの活性化を目指した「TSUMUGIプロジェクト」を2023年6月に始動しました。社員が中心となって立ち上げられたプロジェクトの、初めてのミッションに迫ります。
社員が主役!「TSUMUGIプロジェクト」とは?
ファイントゥデイグループは、事業を統括するファイントゥデイホールディングスを筆頭に、パーソナルケア製品の販売・マーケティングを行うファイントゥデイ(以下、FT)と、生産を行うファイントゥデイインダストリーズ(以下、FTI)、その他複数の海外拠点で構成されています。
資生堂の久喜工場として40年にわたり高品質なパーソナルケア製品の生産を担ってきたFTIは、2023年4月にグループへ加わりました。これにより、ファイントゥデイグループは研究開発から生産、販売すべてを自社で手掛ける体制が整いました。
一方で、ファイントゥデイグループは創業わずか2年の若い会社です。さまざまな業界から多様な人財が集まり、創業当時300名だった仲間は1,900名*にまで増えました。私たちは今まさに、グループとしての文化や風土を新たに創造しようとしています。
変化の激しいアジアのパーソナルケア市場において、機動的な製品の開発と供給を加速させるためには、FTとFTIが緊密に連携することが不可欠です。
異なるバックグラウンドを持った社員が、組織の垣根を越えてイチガンとなるため、トップダウンではなく社員が中心となってコミュニケーションの活性化を目指す「TSUMUGIプロジェクト」が始動しました。
*2023年4月時点のグループの従業員数
プロジェクトのメンバーは、FTとFTIから集まった有志14名。2年目の若手からグループマネージャー、生産の大ベテランまで多様なメンバーで構成され、社内コミュニケーションを促進するためのさまざまな取り組みを企画・実行していきます。
キックオフはFTの品川オフィスにて、2回目のミーティングはFTIにて行われました。「工場でどのように生産が行われているか知ってほしい」というFTIメンバーの想いで、FTメンバーの工場見学と製品パッケージの検査体験会が企画され、徹底した品質管理の仕組みやノウハウを学びました。
初ミッションの舞台は、工場の夏祭り
「TSUMUGIプロジェクト」としてFTとFTIのメンバーが連携し、どのように力を発揮できるのか――。すべてを自分たちで考え、実行しなければなりません。
そんな発足間もないTSUMUGIの初ミッションは、FTIで8月に開催される夏祭りのお手伝いをすること。夏祭りはFTIが資生堂時代から大切にしてきた、社員ファーストのイベントです。
コロナ禍で開催できていなかった分、FTI元年を祝うイベントとして盛大に準備が進められていました。実行委員の計らいもあり、夏祭りはTSUMUGIにとって絶好のお披露目の場となりました。
企画にあたり、メンバーから共通して出てきたキーワードは「相互理解」と「一体感」。夏祭りという舞台を活用し、FTとFTIがグループへの理解を深め、一体感を感じられるイベントにしたい。
メンバーで話し合いを重ね、ステージをお借りしてチーム対抗クイズと会場一体型ダンスを行うことに決まりました。
クイズ班とダンス班に分かれて企画を進め、毎週の全体定例で進捗を共有、ステージの運営に必要なタスクと備品を洗い出し、ダンサーへの出演交渉、台本作成にいたるまで、TSUMUGIメンバーで行いました。
イチガンで作り上げた”TSUMUGIステージ”
ついに迎えた夏祭り当日。工場の広場にキッチンカーがずらりと並び、射的やスーパーボールすくいのブースも設置され、大賑わいです。
約600人もの社員とその家族が見守るなか、TSUMUGI担当のチーム対抗戦クイズ「ファイントゥデイ王決定戦」が開幕しました。
役員、FT、FTIが3チームに分かれ、ロゴマークの由来やパーパスの穴埋めなど、ファイントゥデイグループに関するさまざまなクイズに挑戦。特に、赤・金・黒3種類のTSUBAKIシャンプーの中味を見分けるという超難問には、会場も大盛り上がりです。
各チームの意地とプライドをかけた熱戦の末、1問差で役員チームがFTIチームを下し、初代ファイントゥデイ王に輝きました。
白熱したクイズが終了し、豪華賞品が当たる抽選会などを挟んで、いよいよ練習を重ねたダンスステージ。外部ダンサーがシーブリーズとTSUBAKIのCM曲に合わせてキレキレのダンスを披露し、会場を一気に沸かせます。
クライマックスは、TSUMUGIとFTIの有志で結成されたダンスチームによる「会場一体型ダンス」。大人も子どももペンライトを振り、大歓声のなかTSUMUGIのステージは幕を閉じました。
夏祭り後、参加者からは「クイズを通して会社のことを知れた」「ダンスがとても楽しかった、TSUMUGIのみんなありがとう!」といった声が寄せられ、TSUMUGIメンバーも「FTとFTIの絆を深められた」と達成感でいっぱいです。多くの方々にTSUMUGIプロジェクトを認知いただいたことは、今後のコミュニケーション活動における大きなアドバンテージとなるでしょう。
夏祭りの興奮が冷めやらぬなか、TSUMUGIは早速次のミッションに向けて動き出しています。今後の活動もnoteで発信していきますので、応援よろしくお願いします!
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