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人の心を動かす仕事がしたい。広告代理店からブランドマーケターに転身!【Youはどうしてファイントゥデイへ?】

ファイントゥデイは、資生堂からパーソナルケア事業を引き継ぎ、2021年に誕生しました。TSUBAKIやfino、unoなど、皆さんの毎日を美しく、豊かにする日用美品の生産・販売を手掛けています。

創業からわずか3年で、ファイントゥデイは工場の取得やラボの開所、サステナビリティにおける国際評価の獲得など、大きな成長を遂げてきました。その成長を支えるのは、さまざまな業界・業種から集まった個性豊かな社員たち。創業間もないファイントゥデイに入社した多様な社員の想いを紐解く企画が、「Youはどうしてファイントゥデイへ?」です。

第3回は、広告代理店を経てファイントゥデイに入社し、現在男性向けメンズビューティーケアブランド「uno」のブランドマーケターを務める根本さん。広告業界から転身した理由に迫ります!


【プロフィール】根本 大輝(ねもと だいき)
ブランド統括本部 uno G
2018年に広告代理店に新卒入社。デジタルプロモーションの戦略立案・運用を経験したのち、営業部門で国内のクライアントのプロジェクトの進行管理、広告戦略立案などに従事。2022年にファイントゥデイに入社し、現在unoグループにてグローバルなマーケティング施策全般を手がける。趣味は本屋めぐり。マーケターの職業病か、売れている本を観察して、世間の関心事項やトレンドを考察している。

自分のアイデアや企画でブランドの成長に貢献したい。広告代理店から事業会社へ転職


―根本さんは新卒で広告代理店に入社されたとのことですが、どのようなお仕事を担当されたのでしょうか?

 
根本:最初の3年間は、デジタル部門でSNS広告やインフルエンサーマーケティングなど、デジタルプロモーション戦略の立案・運用に携わってきました。その後、営業に異動してクライアントのメディア戦略の設計、プロジェクトの進行管理などを1年半ほど担当しました。
 
―広告業界を志望した理由を教えてください。
 
根本:広告は人の心を動かすことができること、そして、営業やプランナー、ディレクターなど、さまざまな職種を経験できることに魅力を感じたからです。
 
営業部門では、テレビCMをはじめ、交通広告やデジタル広告などさまざまな媒体の企画提案や進行管理を経験しました。クリエイティビティとマネジメントの両面が求められるやりがいある仕事でしたが、やがて「自分が本当にやりたいことは、今の組織では実現が難しいのかも」とも思うようになったんです。
 
―どのような心境の変化があったのでしょうか?
 
根本:もちろん広告は、生活者からの注目も高く、社会的影響が大きいコミュニケーションツールです。しかし、広告の反響が必ずしもブランドの成長に結びつくとは限りません。
 
ブランドの成長には、商品の価値自体や販売する場所、方法など、広告以外の多くの要素も大切ですが、その決定権はクライアント側にあったため、どこか歯がゆさがありました。
 
ならば、戦略立案から製品開発やブランディング、販売チャネル、プロモーションまで一貫して携われる環境に身を置きたい。自分のアイデアや企画を通してブランドの成長に貢献し、誰かの気持ちを動かす仕事がしたい、という思いが強くなり、ブランドマーケティングの仕事を志すようになりました。

―さまざまな業界・業種がある中で、ファイントゥデイを選んだ理由は何ですか?
 
根本:いざ志望したものの、ブランドマーケティングは未経験でした。そこで、競争が激しい日用品業界であれば、ブランドマーケターが果たす役割は大きく、スキルや経験を積めるのでは?と考えました。
 
その中でもファイントゥデイは、大企業に匹敵する規模がありながら、設立間もない「ビッグベンチャー」でした。新しい組織であれば、いつか希望する仕事に携われるチャンスが巡ってくるのではないか。そんな可能性の広さも入社の決め手でした。

念願のブランドマーケターに。ブランドの成長に裁量を持って携われているという実感


―入社してから現在までのお仕事について教えてください。

 
根本:はじめは新規ブランドを立ち上げる部署でデジタル関連の業務を担当しました。その後、2023年6月から、グローバルブランドマーケティングチームのunoグループに異動になり、シーズンごとのマーケティング戦略立案や新製品開発などを担当しています。
 
―まさに現在、ご自身が目指した職種に就かれているのですね。
 
根本:面接時から「将来はブランドマーケティングに携わりたい」と伝えていたので、その希望を受けとめていただいたのだと思います。異動前からも、ブランドマーケティングの業務に一部関わらせてもらっていて、自分の希望が叶った形です。
 
―unoではどのような業務を担当しているのでしょう?
 
根本:グローバル全体のマーケティング戦略立案をはじめ、それに基づいたインタビューや製品開発など、いわばブランドに関わることすべての側面に携わります。unoチームはブランドマネージャーを除くと3人のメンバーがいて、半期ごとに1人が主体となり一連のマーケティング活動を推進します。
 
私は2023年秋冬シーズンを担当し、起用タレントやコミュニケーション戦略のリニューアルを担当しました。
このリニューアルを通して、時代とともに変化する男性の価値観をunoなりに捉え直し、新たな提供価値を提示したいと考え、さまざまなプロモーションを行いました。
その結果、大きな注目を集めることに成功し、新CM発表会は想定以上のメディアに取り上げられたことにより、目標を上回る露出を達成するとともに、プロモーション期間中に若い世代の購入者数が大幅に伸長するなどの成果を上げることができました。
若手ながら大規模なリニューアルを任せてもらえたことは、願ってもない大きな経験になりました。

担当したリニューアルのキービジュアル

―ひとりで幅広い分野を担当するのは大変なのではないですか?
 
根本:最初の頃はわからないことも多々ありましたが、楽しいですね。製品開発や価格設定、売り場展開、プロモーション、クリエイティブなど、本当にブランドのすべての側面に関わるので、ブランドを作っている実感というか、ブランドの成長に自らの想いを込めて携われている実感があります。
 
―前職での経験が活きたことはありますか?
 
根本:メディア関連の広告プランニングの経験・知見は役立っています。戦略立案においてはメディアを通じた最終的なアウトプットをイメージするとプランが作りやすいですし、自分の強みになっているのかもしれません。

目標は「ゼロからブランドを立ち上げる」


―ファイントゥデイで働く魅力は何でしょうか?

 
根本:自分から手を挙げれば、やりたいことを実現できるチャンスがあることです。ファイントゥデイにはunoをはじめたくさんの看板ブランドがあります。規模の大きな仕事も裁量を持って任せてもらえて、それをスタートアップのスピード感で進められるのは、ファイントゥデイだからできることだと思います。
 
また、スキンケアに精通した方や、異業種から転職してきた方など、さまざまなバックグランドを持つプロフェッショナルが集まっているのも魅力です。日用品業界にとどまらない発想やビジネス手法、知識を学び、成長できる環境があると思います。
 
―最後に、ブランドマーケターとしての目標・展望を教えてください。
 
根本:現在は、ブランドマーケターとしてはまだ若手で、経験豊富な先輩方を頼ることも多いですが、コミュニケーション方針の変更や新製品開発など、関われる機会の少ない仕事を経験できたのは、確実に自分の強みになっています。これからもっと自分の強みを育てて、周りの誰かを助けられる存在になりたい、そう思いながら仕事に取り組んでいます。
 
またunoは日々の生活に身近なブランドだからこそ、「これがあればカッコよくなれるかも」「毎日これ使ったらいい気分になれる」など、ブランドマーケティングの仕事を通してお客さまにポジティブな感情を生み出したい、そしてブランドの成長を実現したいと考えています。
 
中長期的な目標は、ゼロからブランドを立ち上げることです。自分のアイデアで、お客さまに求められる価値あるブランドを作れるよう、これからも努力していきたいと思います。

上司からのメッセージ
マーケティング企画開発部  堀井VP(unoG ブランドマネージャー兼任)
根本さんには、今unoとして新しいお客さまにアプローチするプロジェクトをリードしてもらっています。
一見するとクールで物静かに見えますが、成し遂げたい熱い想いがある方です。それも独りよがりの想いではなく、ターゲットとする人々への深い洞察に基づいており、検討途中のメモなどを見ると、本当に色々な側面から考えており、感心しています。
新しいお客さまに対しての価値をゼロから作ることに初めて取り組んでいるので、悩むこと、苦労することも多いと思いますが、本人が望んで取り組んでいるので、必ず乗り越えてくれると信じています。マーケティングという業務にはどこにも正解はないですが、自分を信じて進めていけば、必ずお客さまに届くと思います。期待しています!

上司の堀井VPと


▼ファイントゥデイのマーケティング職について

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