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サステナビリティ

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ファイントゥデイにとってサステナビリティは、事業運営とともに経営に欠かすことのできない柱と考えています。世界中の生活者の毎日に寄り添う日用美品メーカーとして、社会や地球のサステナ…
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記事一覧

個社では成し得なかった国際物流改革~4社連合の物流パレット共同利用~

ファイントゥデイは、日本パレットレンタル株式会社(以下「JPR」)をはじめとする計4社による協働施策として、日本と中国の輸出入において、物流に用いる国内用レンタルパレットを共同で繰り返し利用する「パレットラウンドユース」を2024年9月から開始しました。 日本国内では、レンタルパレットを業態を超えて循環利用する仕組みがありますが、今回はその仕組みを新たに海外の輸出入にも拡大するものです。これにより、従来行っていた、輸出用の使い捨てパレットへの製品積み替え作業や、そのパレット廃

サステナビリティの道を極める。公務員からスタートアップへ!【Youはどうしてファイントゥデイへ?】

ファイントゥデイは、資生堂からパーソナルケア事業を引き継ぎ、2021年に誕生しました。TSUBAKIやfino、unoなど、皆さんの毎日を美しく、豊かにする日用美品の生産・販売を手掛けています。   創業からわずか3年で、ファイントゥデイは工場の取得やラボの開所、サステナビリティにおける国際評価の獲得など、大きな成長を遂げてきました。その成長を支えるのは、さまざまな業界・業種から集まった個性豊かな社員たち。創業間もないファイントゥデイに入社した多様な社員の想いを紐解く企画が、

ストップ気候変動!温室効果ガス削減に取り組む、環境グループのお仕事

いま、世界で気候変動による異常気象や自然災害が相次いでいます。2023年は、日本で平均気温が1898年の統計開始から最高記録を更新*。世界各地で、森林火災や暴風雨、洪水、干ばつが発生しました。 皆さんの毎日を美しく、豊かにするための日用美品を生産するファイントゥデイも、事業活動の中でたくさんの水やエネルギーを使っています。 そこで2023年1月、環境負荷を削減するための活動を強力に推進するため、サステナビリティ本部に環境グループが新設されました。 気候変動対策に取り組む趙マネ

お父さん、お母さんへ“素晴らしい今日”を届けたい。TSUMUGIのクリスマスプロジェクト

ファイントゥデイグループの社内有志団体「TSUMUGIプロジェクト」が、2023年12月20日に増上寺で行われたフードパントリーに参加し、港区のひとり親家庭を中心とする約200世帯に当社製品を寄贈しました。 「毎日子育てに奮闘しているお父さん、お母さんに、当社製品を通して”素晴らしい今日”をお届けしたい。」そんな想いで始まった、クリスマスプロジェクトの裏側をご紹介します。 はじめての社会貢献活動!2023年6月に誕生したTSUMUGIプロジェクトは、製品の販売・マーケティン

異業種間のコラボで物流の"2024年問題"に挑む ~3社連携によるコンテナ共同利用の取組み~

物流の「2024年問題」(2024年4月から時間外労働に対する新たな上限規制が導入されることに伴う、トラックドライバー不足)が目前の課題として差し迫る中、企業における物流の重要性はますます高まっています。 社会全体としても、トラックドライバー不足や環境負荷低減といった社会課題に対応するために、より物流を効率化し、サステナブルにしていくことが求められています。 国内外への輸送で多くのトラックを利用する当社グループにとっても、これらの課題は非常に重要なテーマです。 2023年10

プラスチック問題を考えよう!社内勉強会イベントレポート

ファイントゥデイは、「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」というパーパス(存在意義)を経営の起点としています。社名の由来にもなった「世界中の人々に『素晴らしい一日』を」という想いをベースに、私たちが目指すべき北極星として全社員で策定しました。 そんなパーパスを社員一人ひとりが改めて理解・共感する場として、2023年度から創業日の7月1日を「Fine Together Day」とし、海外を含む全拠点をつなぐオンライン会議を

SENKAが取り組むSDGs~流通網のムダを削減し、“三方よし”の実現へ~

製造業にとって、在庫の適正化をはじめとした、効率的な流通網の構築は重要な課題です。 効率的でムダのない流通網は、企業自身の収益性向上はもとより、環境負荷の低減やサステナビリティの実現にも貢献します。 それだけでなく、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の中に「つくる責任・つかう責任」が定められている通り、企業にとっての責務ともいえるものになっています。   多くのお客さまから支持をいただいているリーズナブルで高機能なスキンケアブランド「SENKA」では、2023年2

EcoVadisでゴールド獲得!ファイントゥデイが推進するサステナビリティ経営とは?

「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」というパーパス(存在意義)のもと、事業活動と両輪でESGの推進に取り組むファイントゥデイ。2023年9月、フランスのEcoVadis社が実施する国際的なサステナビリティ評価において、世界10万社を超える評価対象企業の上位5%にあたる「ゴールド」を獲得しました。創業わずか2年余りのスタートアップがゴールドを獲得するのは、世界的に見てもめずらしいことです。サステナビリティ本部長としてESG

「寄付した髪が必要な人に届くまで」イベントレポート~医療用ウィッグを取り巻く人・想いをつなぐfinoの社会貢献プロジェクト~

ヘアケアブランド「fino(フィーノ)」が2022年4月より始動した、新しい社会貢献のカタチを提案するプログラム「HAIR TOUCH YOU のばせば届く。」。従来のヘアドネーションという枠を超え、医療用ウィッグが必要な方の手に届くまで、ウィッグを取り巻くすべての方々をつなぎ、その想いを見える化するプログラムです。 社会貢献という言葉が定常化し、様々な取り組みがなされる昨今、子どもたちもまたその担い手になってほしいという思いから、夏休み期間である8月22日に親子参加型ワーク

finoが提案する新しい社会貢献のカタチ~”360°”医療用ウィッグを通じてつなげる想い~

「まるで美しさが生まれ変わるような体験を」というブランドの想いのもと、インバス・アウトバストリートメントを通して“#とぅる髪”へと導くヘアケアブランド「fino(フィーノ)」。 2022年4月、医療用ウィッグが必要な方の手に届くまで、ヘアドネーションという枠を超えてウィッグを取り巻くすべての方々をつなぎ、想いを見える化するプログラム「HAIR TOUCH YOU のばせば届く。」を開始しました。 今回、プログラムを率いる日本事業本部 ブランドPRマネージャー 赤阪と、同本部

中国オリジナルブランド AQUAIR 7年間の水質保全活動への想い

ファイントゥデイグループは、2021年7月に資生堂のパーソナルケア事業を引き継いで誕生したスタートアップです。日本国内のほか、中国、APAC(アジア太平洋地域)に19の拠点を設置し、アジア地域のグローカル企業のロールモデルとして、地域に根ざした事業を通じ、世界中の誰もが心豊かに、毎日を前向きに過ごせることを目指しています。 中国法人(上海菲婷丝化妆品经营有限公司、Shanghai FTS Cosmetics Co., Ltd.)が展開する中国向けプレミアムヘアケア・ボディケ

社内表彰制度「Fine Today & Tomorrow Award」とは? ~社員の社会貢献活動を「見える化」する~

会社のパーパス(存在意義)として、「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」を掲げるファイントゥデイ。 TSUBAKI、fino、SENKA、uno、シーブリーズ、エージ―デオ24など、生活に密着した高機能な製品を消費者の皆さまにお届けしています。パーパスの実現に向けては、そういった事業活動と両輪で、社会貢献活動を通じた多様な価値の提供が必要と考えています。 2023年度からは、海外拠点も含め、社員の社内外での社会貢献活動を

ファイントゥデイが目指す北極星=パーパスとは?

ファイントゥデイは、資生堂のパーソナルケア事業を引き継いで2021年7月に誕生した、まだまだ若い企業です。ですが、皆さんの子ども・孫の世代まで100年続く企業として、世の中に必要とされる存在でいたいと強く願っています。 そのために、ファイントゥデイはどのような企業でいたいのか。創業1周年の際に、パーパス(わたしたちの存在意義)、バリュー(わたしたちの価値観)を策定しました。今回はこのパーパス・バリューに込めるわたしたちの想いをご紹介します。 経営陣だけでなく従業員が中心とな