ファイントゥデイが目指す北極星=パーパスとは?
ファイントゥデイは、資生堂のパーソナルケア事業を引き継いで2021年7月に誕生した、まだまだ若い企業です。ですが、皆さんの子ども・孫の世代まで100年続く企業として、世の中に必要とされる存在でいたいと強く願っています。
そのために、ファイントゥデイはどのような企業でいたいのか。創業1周年の際に、パーパス(わたしたちの存在意義)、バリュー(わたしたちの価値観)を策定しました。今回はこのパーパス・バリューに込めるわたしたちの想いをご紹介します。
経営陣だけでなく従業員が中心となって考え抜いたパーパスとバリュー
「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」。
これは、創業1周年に合わせて作り上げたファイントゥデイのパーパス(わたしたちの存在意義)です。社名の由来ともなった「世界中の人々に『素晴らしい一日』を」という想いをベースに、従業員が共に目指すべき北極星として示したものです。
同じタイミングで、3つの「バリュー」も策定しました。これはわたしたちが大切にする価値観を表したものです。「お客さまへの想い・高品質」「わたしたちが培ってきた美意識」「フロンティア精神」――。日々の行動において、この3つを従業員一人ひとりが常に意識しています。
資生堂時代から長年培ってきた美意識、そして新しい企業としてのフロンティア精神をもとに、「単なる日用品」を超えて、身体だけでなく心も豊かにする「日用美品」を世界へお届けする。同時に社会の様々な課題に対しても、ファイントゥデイの持つ強みを活かして解決に向かっていく。こうして生活者や地域社会、ステークホルダーの方々から信頼・共感を得て感動を分かち合っていく。そんな決意をパーパス・バリューに込めています。
これらのパーパスもバリューも、経営陣だけでなく、海外グループ会社も含めた従業員が中心となって作り上げていきました。全員がイチガンとなり、ファイントゥデイのありたい姿、大切にしたい価値観を徹底的に考え抜き策定したものです。
北極星=パーパスに向かって大航海に挑む「ファイントゥデイ号」
わたしたちは、ファイントゥデイの経営をよく“航海”になぞらえて表現します。社長を船長とした「ファイントゥデイ号」に、従業員が船乗りとなって、力を合わせ大海原を航海するというイメージです。
そのファイントゥデイ号は、国内のマーケティングと営業を中心に約300人で船出しました。その後中国とAPAC(アジア太平洋地域)の各拠点が徐々に仲間入り。そして資生堂から生産機能も引き継ぎ(現ファイントゥデイインダストリーズ)、本年7月には独自の研究所を豊洲に開設。こうして2023年度中に従業員数は3,000人規模まで拡大する見込みです。
会社の体制づくりはこのように急ピッチで進んでいますが、そんな航海において最も大切な星が北極星=パーパスです。自分たちがつくり上げたパーパスに向かい、これから会社が大きくなっても、従業員が増えていっても、従業員一人ひとりがしっかりと航路を見定められるように。そして手を取り合って100年先も航海を続けていけるように。こうして、世界中の方々にいつまでも美しく心豊かな毎日をお届けしたいと考えています。
(ちなみに、今年4月の新卒入社式は船上にて行いました!社内では船出式と呼んでいます)