uno「アイスーツ」発売!ビジネスパーソンのための新提案
2024年11月、メンズビューティーケアを通して男性の新たな魅力を引き出すサポートをしてきた「uno」より、ビジネスパーソンのためのカラーコンタクトレンズ「アイスーツ」が発売されました。unoは、「目」で印象を変えるという新たな発想で拡大し続けるメンズビューティー市場の可能性をさらに広げていきます。
今回の新製品立ち上げを手がけた、ブランド統括本部 新ビジネス開発グループの田中さんに、unoだからこそ提案できる価値や、新たな市場を開拓する醍醐味について聞きました。
印象は「目」で決まる。大人の男の秘密兵器
―新製品「アイスーツ」のコンセプトを教えてください。
田中:1992年のブランド誕生以来、unoは常に時代の一歩先を見据えた男性の美容習慣を生み出し、メンズビューティー市場をリードしてきました。
男性が身だしなみ、あるいは自己表現の一部としてスキンケアやメイクを行うことが一般化しつつある中、unoが次に提案するのは、「目」の印象を「カラーコンタクトレンズ」で演出するという、新たな美容習慣です。ビジネスパーソンに向けた新しい提案で、拡大し続けるメンズビューティー市場の可能性をさらに広げていきたいと考えています。
「アイスーツ」というネーミングには、特別な人のためのアイテムではなく、「目にもスーツを着る」という表現をすることで、より自分に近いもの、ビジネスにふさわしいものと感じていただけるようにという想いを込めました。服装、肌に続く、“第3の勝負服”として、次世代のビジネスギア(必須アイテム)になるよう期待しています。
―なぜ「カラーコンタクトレンズ」に着目したのでしょうか?
田中:ファイントゥデイの新ビジネス・新たな挑戦のアイデア出しを、社内部門横断の有志メンバーで行った際に挙がったのが「男性向けのカラーコンタクトレンズ」でした。常に時代の先駆者として、男性たちと共に成長を続けてきたunoだからこそ世の中に受け入れられる新しい価値なのではないか、またunoが提案したフェイスカラークリエイター(BBクリーム)や、眉を整えることが今ではもうスタンダードになりつつある中で、男性の新しい美容行動の選択肢になるのではないかということで、このプロジェクトがスタートしました。
発売までに行った調査の中でも、ビジネスシーンにおいて、男性に対して第一印象を決める要素として目は髪型よりも大きな役割を果たしていると考えられている(※1)にも関わらず、実際にアイケア商品を使用している男性は、わずか2.4%(※2)しかいないことがわかりました。「目」の印象が重要だと思っている一方、その「目」の印象に変化をもたらす“術”を見いだせていない男性にとって、カラーコンタクトレンズが新たな解になると考えています。
※1,2 ファイントゥデイ独自調査による
調査方法:webアンケート調査、調査期間:2024年8月6日~8月9日、調査対象:1. 有職者男女、20~49歳、n=3665 2. 男性、20~49歳、n=2532
ビジネスシーンにこだわった製品開発
―製品の特長について教えて下さい。
田中:男性が感じてしまう購入ハードルに対して、いかに受け入れてもらえるかを意識し、「ビジネスシーンで男性が使えるものだ!」と思っていただけるプロダクト設計を目指しました。
機能面では、女性に比べて瞳が暗く見えやすい男性にむけて、レンズに細かく配置された透明色によって瞳を明るく見せ、清潔感のある印象を与えることを目指しました。またメイクアップアーティストが複数のカラーを検証し特定した、男性の平均的な眉の色に最も近いと考える「unoグレー」を外周色に搭載することで、眉とあわせて浮かずに自然な印象変化をもたらせるようにしました。デスクワークに最適な、ブルーライトをカットする機能も搭載しています。
ラインアップでは、初めてカラーコンタクトレンズを選ぶ男性が迷わず選びやすいように、ビジネスシーンで演出したい印象から選べるよう、3種類のカラーを用意しました。パッケージは、これまでの女性向けカラーコンタクトレンズのイメージを覆し、「ビジネスパーソンの武器」であることをアピールするため、マットシルバーの重厚感のある質感と、シンプルで余白のある大人のかっこいいイメージを表現しています。
― どのようなプロモーション・販売戦略を取られたのでしょうか?
田中:カラーコンタクトレンズは医療機器のため、当社の従来のパーソナルケア製品とはまた別の販売戦略を考える必要がありました。今回特に男性向けということで、カラーコンタクトレンズを買うことを目的にしていない男性も日常的に気軽に来店するドン・キホーテ様で展開することで、男性に広くブランドを認知してもらう機会を作ることを目指しました。
女性向けに作られた商品の多い売り場の中で、男性に自分向けのものだと思っていただけるよう、男性モデルを起用し黒を基調にスタイリッシュなビジネスの世界観を表現しています。また店頭ではできるだけクリアコンタクトレンズの近くに売り場を設置いただくことで、クリアコンタクトレンズを買いにきた男性に興味を持って、手に取っていただきたいと考えております。
uno・ファイントゥデイとして初の事業立ち上げは、素晴らしいメンバーに支えられた
― 「アイスーツ」発売までの道のりについて教えてください。どのような大変さややりがいがありましたか?
田中:コンタクトレンズは、unoとしても、ファイントゥデイとしても、初めての「高度管理医療機器」カテゴリの製品ということもあり、新製品というよりも、新事業の立ち上げと言った方が適切かもしれません。
私を含め、関係者全員が「次に何をすればよいのか」を常に手探りの中、道なき道を行くプロジェクトでした。プロジェクトメンバーの全員が、このプロジェクトを成功させるために、「今はわからないこと・できないことを、できるようにするためにはどうしたらいいか?」を常に前向きに一緒に考え、歩んでくれる方々だったので、ここまでたどり着けたと思います。
生産から販売までのフロー構築には、数十人の体制で一から事業を作り上げてきました。マーケティング面では我々のブランド統括本部がリードしましたが、製品開発の過程では、今自分たちが作ろうとしているレンズのデザインを実現するためには、どのようなデータが必要か、どうしたらその調査ができるか、など開発の手順を含め一緒に考えていきました。物流・販路の開拓、コールセンターの立ち上げなど、社内のさまざまな部門にもプロジェクトチームとしてサポートしてもらいました。
皆さんにとっても初めてのことが多かったと思うのですが、多様な分野から会社を作り上げようという志を持った人たちが集まっているファイントゥデイには、チャレンジする風土があります。このような風土を求めて入社した一人としては、皆さんと共にかけがえのない経験ができたことに、大変感謝しています。
― 今後の抱負について聞かせてください。
田中:本当にたくさんの社員の思いが詰まった商品をようやくお客さまにお届けすることができて非常にうれしいです。発売までは不安が大きかったのですが、発売直前に出展したメンズ美容イベントでは、「今までカラコンを使ったことがなかったけれど、面白い!使いたい!」という声を本当に多くいただいて、自分の目標を達成できた気がしてとてもやりがいを感じました。
やってきたことが間違っていなかった、ここまでやってきてよかったという思いと同時に、ここからが本当のスタートだと思います。自分に自信を持ちたい、もっと上を目指して自分を奮い立たせたい、という思いを叶えるための手段として、男性が当たり前に、堂々と、カラーコンタクトレンズを楽しめる世の中を作っていけるブランドにしていきたいです。
アイスーツがお客さまの日常の中で愛される商品になるように、そして私自身も、これからも誰かの「うれしい」「楽しい」を作ることができる人であれるように、頑張っていきたいです。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受けてお求めください。
販売名:アイスーツ
医療機器承認番号:30200BZX00334A11