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東南アジアのハブ、シンガポール。ワンチームで成長に邁進!【世界のオフィスから ~シンガポール編~】

ファイントゥデイグループは、世界11の国と地域で事業展開するグローバルカンパニーです。日本国内を含め、アジア地域に20の事業拠点を設置し、TSUBAKI、fino、unoをはじめとする、美意識に根ざしたパーソナルケア製品の製造・販売を行っています。

社員の約半数は外国籍。グループの売上の実に60%以上を占めるのも、中国、APAC(アジア太平洋地域)の海外です。海外拠点では、各国・地域のニーズをきめ細かく把握・分析し、日本発の製品にとどまらず、多様な文化背景を持つお客さまに寄り添った製品・サービスを展開することを目指しています。
 
ファイントゥデイグループの国際色豊かな社風を知っていただくため、海外オフィスツアーを連載でお届けします。第2回は、東南アジア地域の本社機能も備えるシンガポールから。オフィスの雰囲気、企業・ブランドの理念を通じて生活者を勇気づける社会貢献の取組み、そしてエネルギーあふれるメンバーが今後目指すものについて、人事部門のGiselleさんが紹介します。


【プロフィール】Giselle Chen シンガポールオフィス HR担当
2024年5月入社。従業員エンゲージメントと人事管理業務をリード。組織心理学の知見と5年以上の人事実務経験を持ち、コンフリクト・マネジメントが専門(意見の対立を組織活性化の機会と捉える考え)。趣味は旅行で、訪れた場所や文化について学びを深めるのが好き。またオフの日には児童や高齢者への福祉ボランティアをすることも。

【基本情報】 シンガポールオフィス Fine Today Singapore Pte. Ltd.
ロケーション:23 Church Street, Capital Square, Level 7, Singapore 049481
設立年月日:2021年2月
社員数:26人(2024年6月時点)
CEO:Shawn Lee
主要取り扱いブランド:fino, TSUBAKI, SENKA, uno

オフィスはビジネス街のラッフルズプレイスに

シンガポールオフィスは、観光地のマーライオン公園などにも近い、ビジネス街のラッフルズプレイスに位置しています。オフィスビルが立ち並ぶ中、バーやカジュアルな飲食店などもあり、賑やかなエリアです。昼休みや仕事帰りのレクリエーションスペースも充実しており、社員のワークライフバランスを大切に考えている私たちにとって、非常に良い環境です。

左:オフィスが入居するビル 右:ビル7階に到着すると、広々としたラウンジエリアが。さまざまな形態のデスクがあり、チームメンバーとのコラボレーションや会議開催などに利用可能

シンガポールオフィスでは、出社/リモートのハイブリッドワークのためにフリーアドレススタイルを採用しています。各自固定のデスクは持たず、出社勤務日の予定や作業内容に応じて利用可能な席を選択します。
リモートワークは週2日程度ですが、部門ごとの共通出社日を決めるなどして、ダイレクトなコミュニケーションをとることも重要視しています。

オフィス内部の様子。社員数に対しデスクの数は約8割。キャビネットの上にはTSUBAKIなどの取り扱い商品や、ドラッグストア主催のビューティアワードで受賞したトロフィーなどを飾っている

シンガポール女性が自信と希望に満ちた毎日を過ごせるよう、寄り添っていたい

私たちは、ファイントゥデイグループのパーパスに沿い、「誰もが美しく豊かな毎日を過ごせるように」との想いで、社会貢献活動にも積極的に取組んでいます。

シンガポールは東南アジアのハブ都市として、多様な人々が暮らしています。その中には、困難な状況に置かれている女性の方たちもおり、こうした方々が自愛と自信を取り戻すサポートをしている慈善団体や組織があります。私たちもこの地にしっかりと根ざして事業展開していくうえで、これらの支援団体とも手を携えていきたいと考えています。

2023年には国際NGO団体The Salvation Army(救世軍)が運営する婦人保護施設にて、母の日のワークショップとして、女性が皆それぞれ自分らしくいられるよう勇気づけるためのイベント”を行いました。
“Live Beautifully & Pamper Yourself”(美しく生きる&自分へのご褒美)をテーマに、83人の女性参加者にむけて、身だしなみに関するヒントやアドバイスを提供し、お帰りの際にはファイントゥデイ商品をプレゼントしました。

お土産用のファイントゥデイ商品を全員でパッキング。
お揃いのTシャツを着て、女性が皆それぞれ自分らしくいられるよう、商品を通じて応援

皆さん最初は緊張した様子でしたが、ワークショップを通じて、表情が次第に希望と自信に満ちたものに変わっていったことがとても印象的でした。社員も、自分たちの商品を通じてお客さまの喜びに直接出会えたことに感激しました。初めての試みでしたが、こうした取組みにはこれからもチャレンジしていきたいです。

ワークショップでMCを務めた、シンガポールオフィス代表Shawnさんのコメント
私たちは、地域と共生しながら自律的な事業運営を図り、そしてファイントゥデイのパーパスを実現していくことが使命だと考えています。シンガポールでもさまざまな社会課題がありますが、今回のような団体と今後も協力して解決に向かい、社会と共に発展することを目指します。

もう一つ、大手ドラッグストアチェーン Watsons(ワトソンズ)と一緒に行った、“Treat Yourself with Love”(自分自身を愛そう!)というキャンペーンを紹介します。

このキャンペーンでは、3人の女性たちがそれぞれの人生や、ファイントゥデイの商品を使ってどのように自分自身を愛おしんでいるか、を紹介するムービーをSNS等で流しました。どんなに小さなことでも、まずは一歩を踏み出すことから!ファイントゥデイはあらゆる人々が毎日を前向きに過ごせるよう寄り添っている、という私たちの想いも込めた作品です。

そしてWatsonsでファイントゥデイ商品を一つ購入するごとに、女性の経済的自立支援や継続的な就労機会の提供を行っているNPO団体Daughters of Tomorrowへ50セントの寄付を実施しました。キャンペーン期間合計では、約7,000SGD(日本円で80万円強)が集まりました。

左:“Treat Yourself with Love”キャンペーンのグラフィック 右:ブースに設置されたパネル
ショッピングモール内の特設ブース。finoはシンガポールでは2020年に投入されたものの、既に多くの生活者に支持されている。SENKAは、現地の気候風土に合ったローカライズ品もある。
そしてブースには泡のマスコットが!

小所帯ながらもエネルギッシュなメンバーたち。“One Team”で事業成長に邁進

シンガポールのメンバーは、日本本社からの駐在員とローカル社員で構成されています。メンバーの総数は26名、女性比率は約8割。スリムな組織ですが、“One Team”を合言葉に常にオープンマインドで活発に議論ができる、エネルギッシュなメンバーが揃っています。
旧正月などの節目には全員でランチに行き、日頃の感謝の気持ちを改めて伝え合うなど、まさに“One Team”としての絆を深めています。

オフィス移転時の事務所開きにて、ファイントゥデイカラーの青い獅子も一緒に。シンガポールなどでは、おめでたい行事の際、邪気を払い福を呼び寄せるライオンダンスという伝統芸能が披露されることが多い

シンガポールには、地域本社機能を持つ東南アジア事業部、そしてシンガポールビジネスチームの2つの機能があります。

地域本社を率いるのはWhitney Gunneさんです。20年以上にわたるリーダーシップとチームマネジメントの経験を持ち、ファイントゥデイの製品ブランドが東南アジアでも愛されるよう常に邁進しています。そして何よりもチームと各メンバーの成長を心から大切にしています。

シンガポールビジネスチームの代表は、さまざまなグローバル企業でブランド構築、マーケティング統括に20年以上携わってきたShawn Leeさんです。「人財の力」が成功の鍵との信念のもと、目標に対する力強いチャレンジ精神に溢れています。シンガポールにおけるビジネス面の貢献と、HIV患者やLGBTQ関連でのボランティア活動が評価され、2020年には雑誌媒体のアワードで40歳以下の若きリーダーの一人として表彰されました。

左:Whitneyさん(左列、最奥)を囲んで。定期的にチーム同士で会食し、親睦を深めている 右:Shawnさん(左から3番目)とチームメンバー

先日、東南アジア事業部に属するベトナム、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアのビジネスリーダーが一堂に会し、各拠点の事業成長に向けて活発に意見を交わしました。各市場は多様な特徴を持ちトレンドも異なりますが、誰もが美しく豊かな毎日を送れるようにする、というパーパス実現への私たちの気持ちは一つです。これまでも、これからも私たちは既成概念にとらわれず、“One Team”で邁進します。

ビジネスリーダー会議終了後の記念写真。“One Team”で事業成長、そしてパーパス実現に邁進!

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